| 2007年4月8日 | 仏陀御生誕祭 |
人間のからだは、ごくはかないものです。このはかないからだから得られる幸せも、やはりはかないのです。そこからは永遠の幸せは得られません。ブッダは永遠不滅の幸せを求めて家を捨てました。家の外では、亡くなった人、病を患った人、老いさらばえた人の姿を見ました。その哀れな姿を目にして、ブッダはどうすればこの世の苦しみから逃れ、永遠の幸せを経験することができるかと考えました。どうして人間は死ぬのでしょう。どうして人間は老いるのでしょう。どうして病気になるのでしょう。ひたむきに求めた末、ブッダは、人間の肉体とは水の泡のようなものであり、病気の原因は心にあることに気がつきました。 ブッダの偉大さを思うだけでは足りません。ブッダの説いた理想を実践し、それによって悦びを経験してください。ところがこんにち人々は議論をするのは実に立派なのですが、実践に置いてはゼロです。ブッダの教えをみなさんの暮らしの中で実践してください。それがブッダへの尊敬をあらわす一番の道です。ブッダの教えは高い品格があり、きわめて神聖です。 |
| ブッダは人生のあらゆる面で、よいことが大事だと説きました。まずは、正しいものの見方を身につけるべきです。清らかでよい見方をしていれば、思いもまた清らかになるでしょう。湖に石を投げれば、波紋が広がります。どこまで広がるのでしょう。池のはしまで行くはずです。それと同じように、みなさんのこころである湖によい思いという石を投げてください。よい思いの波紋は、みなさんの目、耳、手、足などのからだのすべてを通ってみずからを表現します。 よい思いの波紋が目に行けば、よいものだけを見るでしょう。 よい波紋が耳に行けば、よいことだけを聞くでしょう。 よい波紋が舌に行けば、よいことだけを話すでしょう。 よい波紋が手に行けば、よいことだけをするでしょう。 よい波紋が足に行けば、足はよい所だけをめざすでしょう。 そうすれば、人間のからだという池は、清らかな思いという波紋で満たされ、頭からつま先までからだのけがれをはらうでしょう。だからこそ、正しいものの見方をするべきなのです。 |
| (ババ 2000年5月21日、ブッダプールニマの講話より) |
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