2006年11月11日 午後6:00 〜 翌日午後6:00 24時間バジャン
 
アカンダバジャン
 
「みんなで集まってバジャンを歌うのが、最高のバジャンです。」賛歌(Keerthanam)とまことの神の賛歌(Sankeerthanam)には大きな違いがあります。賛歌は個人的な行為です。祈りがかなえられるようにひとりひとりの人が歌うものです。まことの神の賛歌は、宇宙全体の幸せを願っています。これはまた、「社会の歌(Saamaajika bhajans )」と言われます。このバジャンを歌うやり方は、シーク教の開祖グル・ナーナク〔1469-1538 西部インドの聖人〕がはじめました。
 まことの神の賛歌はさまざまに違うものがひとつになっていくさまを表現するためにあります。すべての参加者が声をそろえてともに歌い、ひとつになっていくときに、まことの神の賛歌(Sankeerthanam)と呼ばれるのです。

 まことの神への賛歌(Sankeerthana)の本質は何でしょうか。その大事な目的は神の愛を受けることです。神を信じる人々は正しく歌えるように、自分の声と、調べと、気持ちと、リズムをひとつにむすびつけて、歌に身をゆだねるべきです。信仰と愛のこころをひとつにし、聖なる歌詞が神への愛に向かって流れ出るようにするのです。ただそれだけが、神の賛歌といえます。
 歌詞の意味を理解しなければ、内面の気持ちがなければ、神さまへの純粋な愛がなければ、それは機械のような歌にすぎません。正しく歌うためには気持ち(Bhaava)と調べ(Raaga)とリズム(Thaala)がきわめて大切です。

 みんなで歌うことを、神をうやまう神聖な行為と思ってください。音楽の素養がない人でも、愛のこころをこめて神さまの名前を声に出すことが大切です。
 カリの時代(Kali Yuga)においては、神をさとるために、神さまの名前を唱えるにまさる方法はありません。
  クリタの時代〔黄金の時代〕においては瞑想(Dhyaana)
  トレーターの時代〔ラーマの時代〕においては儀式(Yajna)
  ドヴァーパラの時代〔クリシュナの時代〕においては、神さまに礼拝すること(Archana)
  カリの時代においては神さまの名前を唱えること(ナーマ・サンキールタン)が、
 神をさとるそれぞれの道です。
 神さまの名前を唱えるのは、あらゆるものに効く万能の薬です。詩と音楽がひとつになって名前が唱えられるときに、こころは大いに悦びます。神さまの名前を調べにのせて歌うなら、その歌は歌い手と聞き手のこころに訴えるでしょう。神を信じていない人や懐疑論者でさえ、神さまをたたえる曲を聴けば、それを認めてうなずくでしょう。

 調べにのったとき、歌の甘い魅力が引き出されます。音楽に詳しくても詳しくなくても、すべての人が歌い手〔リードシンガー〕によく耳をかたむけて、気持ちをこめて歌を歌うべきです。
 バジャンに参加している人の中には、まったく口を動さない人がいます。心の中で歌っているのだと言う人もいるでしょう。しかし、これは正しいことではありません。神を信じるこころがあれば、バジャンに参加して口に出すべきです。そのときはじめてみんなでひとつになって歌う(Sankeerthana)と言えるでしょう。声の届く限り大きな声で神さまの名前を歌いなさい。そのときはじめて神さまは充分に答えてくれ、神の恵みがあらわるでしょう。川でおぼれているときに叫ぶ声が小さければ、誰も救けに来てはくれません。声の限りに叫ぶときにはじめて声は届き、急いで助けに来てもらえます。まことの神の賛歌(Sankeerthana)とは、こだわりを捨てて熱い思いで歌うことです。
 神さまの名前を歌うための舌、祈るための手、寺院に行くための足など、人間の身体のどの部分も神聖な目的に使うために与えられたということを、すべての人が気づくべきです。身体のどの部分も、浅はかな、低俗な目的に使ってはいけません。すべての感覚器官を聖なるものにして、心を清め、神さまを思うべきです。

 神さまの名前がどれほどまろやかで神聖なものか、言葉につくすことはできません。神さまへの熱烈な愛をこめてその名を唱えれば、それにふさわしい恵みがあらわれ、悦びが与えられます。みんなでひとつになって神さまの名前を歌うように努めるべきです。こんにち、世界中の5つの元素──地・水・火、風・空──が汚染されています。きれいな水もきれいな空気も手に入りません。耳にする音も汚れています。地球はひどく汚れています。カリの時代は、汚染の時代(Kalmasha Yuga)になってしまいました。このすべてを清めるただひとつの道は、神さまの名前を唱えることです。

 神さまの名前を歌えば、神さまはその場の空気を清めてくれます。神聖な音の波動が、その場の空気の中に染みこんでいくからです。音の波動、音波のもつ力は、電波が遠い距離でも伝達し、受信することからも明らかです。雑な音波のせいで汚れてしまった空気は、神聖な名前を唱えることで清められます。

 バジャンに参加しているすべての人が神さまの名前を歌って、空気を清める助けとなり、その国を幸せにしていく助けとなるように。
ババ(1992年3月2日の講話より引用)
 

夕方6時に開始されるバジャンは翌日午後6時まで24時間行われます。ババ様に私たちの祈りと願いと想いを、歌という流れに替えてじっくりと捧げられる年に一度の貴重な一時です。皆さんのご参加をお待ちしています。

 会場は24時間オープンされておりますので、その間であればご自由に出入りできます。バジャンというものに馴染みのない方も、どうぞ気軽にいらっしゃって、触れて、見て、体験してみてください。


 
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